鹿児島市電
鹿児島市には路面電車(鹿児島市交通局http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/)が走っています。鹿児島市電の始まりは,1912年 12月 鹿児島電気軌道株式会社が谷山線(武之橋-谷山間)の運行開始にあります。
鹿児島市電は,錦江湾に浮かぶ桜島の火山灰が季節風に乗って市街地に降ってくるということもあって,窓の開ける必要のない冷房車が昭和56年には登場しています
また,この火山灰でポイント(分岐装置)が目詰まりをおこすので,スコップで時々灰を かき出さないといけないほか撤水車,除灰車が走ります。
出典:鹿児島市交通局 http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/
>>>7000形(ユートラム2)
2007年4月導入のバリアフリーの超低床電車です。この新型車両は、全長18メートルで定員78人(座席24人)の流線型のスマートな車両です。
出典:鹿児島市交通局 http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/
>>>センターポール(緑化軌道化)
鹿児島市電は,路面電車の軌道真ん中に架線柱を建てるセンターポール化で,クモの巣の様な架線になることなく,スッキリとさせています。中洲通電停交差点から鹿児島駅間と高見馬場交差点から新屋敷交差点間が,緑化軌道化されており総延長は3,870mです。
◆◇鹿児島市電の「観光電車」
ボランティアガイドが語る街の歴史と,車窓を流れる風景を楽める鹿児島市電の「観光電車」が土曜・休日に1日4便運行しています。
観光電車は低床のユートラム2を使用。中央駅前から鹿児島駅前,交通局前,郡元を経て約70分かけ中央駅前に戻ります。大人320円,1日乗車券も使えます。発着は中央駅前で,鹿児島駅前折り返し後は各電停で降車可能です。
▼運行ルート
「鹿児島中央駅前」(発)~「天文館通」~「鹿児島駅前」(約10分間の休憩)~「天文館通」~「高見馬場」~「交通局前」~「郡元」~「鹿児島中央駅前」(着)
▼運行日
土曜日、日曜日及び祝日に運行します。
▼発車時間
10:20、11:30、13:40及び14:50(1日4便。いずれも「鹿児島中央駅前」発)
▼運賃
大人320円,小児160円(車内で販売する「1日乗車券」(600円)も使用できます。)
▼所要運行時間
1運行当たり約70分
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